皆様こんにちは、75回若尾会委員です。

文化祭、修学旅行など様々なイベントを終え、いよいよ2学期も末となる12月がやってまいりました。校内が様々なクリスマスの装飾で彩られる中で、今月には高校3年生にとっては最後の卒業考査となる2学期期末試験もあり、各々が新年に向けて忙しい日々を送っている事と思います。

さて、今月のコラムでは洗足学園中学高等学校フィルハーモニー管弦楽団(通称Sオケ)についてお届けします。ご存じの方も多くいらっしゃると思いますが、Sオケは部活に属さない特別団体のオーケストラで、週1回土曜日に練習を行っています。
毎年入学・卒業式での演奏、12月の全国高等学校選抜オーケストラフェスタ、3月の定期演奏会に向けて、1年間パート練習や合奏の練習に励んでいます。

Sオケの特徴としては、部活や同好会との兼部ができ、そして世界的な指揮者の先生やプロの講師の方々に教えていただけるという事です。部活の垣根を超えて仲のいい友達や先輩後輩ができる上に本格的な指導を受けながら音楽を楽しむことができる所がSオケの魅力だと思います。
毎週土曜日に他の生徒がいない教室で楽器を練習する非日常感や、1年間練習し定期演奏会をやり切った時の達成感はSオケでしか味わえない楽しさです。

今年度の定期演奏会は3月25日に行われ、くるみ割り人形より、美女と野獣など全7曲が演奏されます。
元団員の方も、そうでない方も、是非後輩たちの1年間の努力の結晶を見に行って頂けたらと思います。