6月19日の高校2年生のHRの時間に「リーダーのお悩み解決座談会」と題して学年集会を開きました。

この講演会は、同級生から「より良いリーダーたるためにはどうしたらよいか」という声が多く聞かれることに気がついた生徒会の生徒たちが、自ら企画して実現したものです。いくつかの卒業学年に生徒会役員がまとめた現在の高校2年生のリーダーとしてのお悩みを送り、アドバイスを収集しました。その中から当日来られるとお答えいただいた数名にご来校頂き、座談会でお話しいただきました。
卒業してから間もない卒業生からは、洗足時代にリーダーとしてどのようなことを心がけていたかを、既に社会人として活躍する卒業生からは、企業内外の人々とどのように協働しているかなどの貴重な話を生徒たちに聞いてもらうことができました。

座談会終了後に事前に収集していたアドバイス集も生徒たちに共有し、いつまでも読みふけっている様子が分かり、響いたところを手帳に書き写している様子もありました。生徒たちからは、「集団として同じ目標を共有することは、とても重要なことだと気がついた」「目標を共有したり、仕事を割り振ったりするために、もっと同輩・後輩と積極的なコミュニケーションをとろうと思った」などの感想が寄せられました。
また、「リーダーが抱えている悩みを知ったことで、もっと力になれるよう声をかけようと思った」「リーダーを支える側になったとき、心掛けたほうがよいことが見えてきて、とても勉強になった」といった感想もありました。

この夏も文化祭の準備や部活動の強化練習や合宿などリーダーシップを発揮する場面が盛りだくさんです。この座談会で学んだことを活かして体験を積み、卒業してからも社会で活躍する姿が目に浮かびます。
この度の座談会、アンケートにご協力してくださった卒業生に深く感謝申し上げます。