皆さんこんにちは。
76回生若尾会代表委員です。今回のコラムも前回に引き続き76回生若尾会代表委員へのインタビューをしていきます。今回は76回生若尾会代表委員C.Tにインタビューさせていただきました。早速見ていきましょう。

大学で専攻している学問について教えてください

立教大学社会学部でメディア社会学を学んでいます。私は将来メディアを通して人々にエンターテイメントを届ける職業に何かしら携わりたいと言う気持ちが高校生の頃からあったので、この学問を選択しました。歴史上の事例を通してメディアというものの特性を知り、社会にもたらす影響力を知っておくことで、自分が発信者となる時にこの知識を活用できたらと考えています。
メディアと一口に言っても現在私たちがイメージしがちなマスメディアだけではなく文字や足跡など様々なものがメディアになりえます。初回講義では「うわさとデマ」というテーマを扱い、最初からメディアの幅広さと奥深さを知ることができました。

所属しているサークル・団体について教えてください

aka Wa.Se.Daという早稲田大学のインカレサークルに所属しています。実は高校時代の古典の先生の娘さんが所属していて、先生に受験生時代からおすすめされていたので、中高5年間のダンス部での経験を活かし、より高いレベルに挑戦したいと思い、他大からですが入会しました。
高校時代にはなかったLockというジャンルを選択し、最初は思うように踊れず悩みましたが、週2〜3日の練習でも先輩方のレッスンのおかげで上達することができ、先日は新入生発表会でソロパートを任せていただけました。
11月にある公演で披露予定の1年生130人で作り上げる学年作品の統括も任せていただけることになり、自分のダンスと日々向き合う毎日を送っています。

また、服飾デザイン研究会というファッションショーを学生だけで作り上げる活動をしているサークルも兼任しています。
こちらの団体も立教大学が主軸で運営しているもののインカレサークルのため、美術大学から参加している学生も多く、全く違うバックグラウンドを持った人たちと交流を深められるのが魅力です。デザイナー・制作・プレス・運営の四つの部署に分かれ、私は制作という部署で主にショーの演出部分を担当しています。
ショーのテーマに沿った会場を選び、照明や映像、音響などモデルのルックを最大限活かせる方法を模索しています。ミシンを扱ったことのない初心者でも先輩方のアドバイスをもとにデザイナーをすることができるため、私もいずれ自分の伝えたい世界観を服を通して表現する子ができたらいいなと思っています。

特に面白い授業について教えてください

特に面白いのは、「キリスト教史に学ぶ多文化共生」という授業です。
第一回講義で講義名とは全く関係のないペシミズムについての話を100分間されたときは驚きましたが、自分がイメージしていたペシミズムと実際のペシミズムの定義に大きくズレがあり、自分と家族の考えの違いともリンクする部分があったのでとても興味深かったです。高校の時に世界史で習った哲学者の思想を詳しく知ることが出来て面白いです。

大学生活で特に楽しいことについて教えてください

やっぱりサークル活動が楽しいです!高校のダンス部時代では経験できなかった新しいジャンルを習うことができたり、フリースタイルバトルにも挑戦していて、練習のたびに刺激を受けています。

将来について不安に思っていることがあれば教えてください

高校時代に考えていた進路に自分は本当に進みたいのか分からなくなりそうになり、不安です。進路に活かすため、現在選択している学問分野を選択しましたが、まだゼミも始まらず講義を通してメディアの歴史を学んでいる段階なので、自分の興味のあることを研究できている実感がないです。
なので、自分の将来の夢に対する熱意を確かめるために1年生でも参加可能なテレビ局のプロデュース業に関するインターンにいくつか応募してみました。夏休みの間に興味のある様々な分野に挑戦して、大学生活を楽しみつつ将来に生きる活動をしていきたいと考えています。

洗足で学んだことで大学生活において役に立ったことがあれば教えてください

失敗を恐れず挑戦する勇気を学びました。
洗足学園はほとんどの行事を生徒のみで運営するのが特徴で、リーダー的立ち位置に就くことに抵抗感がない人が多いイメージがあります。この環境で6年間過ごしたことで、不安よりも先に自分の興味があることへひとまず挑戦することの大切さを知りました。

最後に一言お願いします

6年間お世話になった洗足学園に、若尾会委員としてこれからも関わらせていただけるのが光栄です。よろしくお願い致します!

インタビューは以上になります。入学してから3ヶ月が経過し、学校生活にも慣れ、サークルの活動が充実してきていますね。
次回は若尾会代表委員R.Tへのインタビューを掲載する予定です。楽しみに待っていただけたら幸いです。