みなさん、お元気でお過ごしでしょうか。ここ最近の暑い天候により、熱中症予防がますます重要になってきました。卒業生の皆さんも、健康を大切にして過ごしてくださいね。そんな暑さを吹き飛ばすような素晴らしいエピソードを、今月のコラムではお届けします。

先日、高校2年生の調理実習の授業で、CookPadの社員の方々がいらっしゃり授業をしてくださったそうです。その日、生徒たちはトマトパスタとサラダを作ったとのこと。どちらの食べ物も、「自分好み」を大切にし、自分の好みや思い描く味や見た目を実現するために熱心にプランを考えたそうです。

料理は単なる食べ物の調理ではなく、自分の個性やこだわりを表現する手段でもあります。自分が好きな食材や調味料を使い、自分の好みに合わせてアレンジすることで、自分だけのオリジナルの料理が完成したそうです。

この授業で、生徒たちに与えられた興味深い問いがありました。「あなたにとって料理とはどのようなものですか?」自分に向き合い、料理が持つ意味や役割を考える時間。それはきっと、生徒たちにとって貴重な体験だったでしょう。

さらに、コロナ禍によって調理実習の実施が難しくなっていたことも振り返ってみると感慨深いですね。長い間、制約されていた活動がようやく再開できたということで、生徒たちは喜びを感じていることでしょう。

CookPadの社員の方々が授業を通じて伝えたことは、きっと料理の技術や知識だけではなかったでしょう。自分自身の想像力や創造力、そして自分の好みを大切にする心の在り方についても教えてくださったのかもしれません。

ぜひ生徒の活躍に励まされながら、卒業生の皆さんもこれからの未来に向けて前向きな気持ちを持ち続けてください。